「3DS Catalog & Player System」カタログから空間構成

画期的なインテリアプレゼンテーションシステムが登場した。その名は「3DS Catalog & Player System(スリーディーエス・カタログ・アンド・プレーヤー・システム)」。画像の解像度の高さ、応答速度の速さ、使いやすさ、いずれも革新的だ。既存の3DSをはるかにしのぐ性能は家具インテリアや住宅分野に新しいビジネスモデルを提供することになるだろう。

「3DS Catalog & Player System」が従来の、「3DS」を使ったインテリアプレゼンテーションシステムと異なるのは、インストールされたあらゆるインタリアエレメントのカタログから、アイテムを選択し、空間構成ができる点にある。

同システムの販売を手掛ける、家具小売業の小田億(広島県広島市西区)は2月29日、都内で発表会を開催した。同社・小田基治社長は、同システムはこの5月から発売することをあきらかにし、その特徴について、今まで同社の子会社「ソフネットジャパン」(東京都港区)が展開してきた、インテリアプレゼンテーションシステム「3D Show」をさらにグレードアップし洗練した


とし、「仮想のショールームやショップに、カタログからあらゆるインテリアエレメントを選んで、瞬時に配置しコーディネートできる。描画の能力は比類がなく、リアルだ」と説明している。

発表会会場には、同システムを協働して、企画・開発・販売していく企業のトップが出席した。企画・開発するのはインテリアプレゼンテーションワークス・インク(清水正俊CEO)、ヤン・ファン・ソフトウェア社(中国、李連柱取締役)、ソフネットジャパン(小田基治社長)の3社。販売代理店は小田億、住空間4次元動画積算ソフトを活用した営業手法の導入・運用を支援する安心計画(福岡市博多区、小山田隆広社長)などがある。

さらに、「3DS Catalog & Player System」を利用したビジネスを支援する「CONCEPTS & 3DShow I.D.B.C.(コンセプツ&3DShowインテリア・デザイン・ビジネス・センター)」(東京都港区芝2-5-7芝JIビル、鳥井貴正エディター)、マクシム(大阪市東淀川区)の2社が加わる。なお、I.D.B.C.内には、ユーザーとデザイナーとの出会いの場をつくる「3DShow Diorama Studio(3DShow ディオラマ・スタジオ)」も設けている。

「3DS Catalog & Player System」の発表会では、インテリアプレゼンテーションワークス・インクの清水CEOが、同システムの要点を画面で説明した。例えば、顧客にインテリアプレゼンテーションを行う場合、インストールされたカタログからエレメントを直接、仮想空間に配置し、顧客へ提案できる。また、メーカーが新製品を開発し、それを訴求するカタログをつくるためにスタジオ撮影は、同システムを使えば、不必要になる。

同システムの優れた描画能力等の基本となるソフトを開発した、ヤン・ファン・ソフトウェア社の李取締役は「同システムは世界中では日本で先行発表する。ほかに5ヵ国で発表する計画だ。日本のインテリア、住宅分野のプロに先進的なソフトを提供できることに感謝している」と話している。

同システムのワークフローは、5つのカタログと構成見積り機能からなる。第1に、「間取りカタログ」はルーム・プランニング・カタログを使い、目的に適した間取り図を使って、レイアウト計画を作成できる。あらかじめ、高さ、奥行きなどが設定可能。第2に、「テンプレートカタログ」ではルームデザインや用途別に部屋を3Dに変換できる。間取り図はデザイン処理されたディオラマ画面で現れる。第3に、「インテリアイメージカタログ」では、インテリア雑誌のコーディネートされたものをデジタルライブラリにし、そこからコピー、編集できる。第4に、「商品カタログ」。売り場の展示のように、商品アイテムを羅列し、そこから選択し編集できる。第5に、「装飾ライブラリ」。家具やインテリアファブリックスなど主力品目以外のインテリアアクセサリー類をそろえる。

構成見積もり機能では、コーディネートされたディオラマ画像の商品見積もりや図面資料作成を行うことができる。 同システムは、ソフト一体型のプレーヤー。商品ラインアップでは、例えば「3DS Catalog & Player System」のAタイプは、小売業向き。店頭タッチパネルスタンドを含む、プレーヤーとカタログソフトにそれぞれ「ハード」「ソフト」「サポート」があり、リース5年で月々価格3万5,000円。

http://www.3ds-catalog.com/